2004年06月15日
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ついに明らかになる最大の謎? 何故にヒロインだったはずのルーシーは魅力的に描いてもらえないのか!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のF-ZEROの感想。

サブタイトル §

第36話「ハルカ」

あらすじ §

 リュウのかつての恋人ハルカ。

 その友人のローズの子孫であるアリアスの家から、ハルカの日記とリュウと一緒に写っている写真が発見されます。

 リュウがゾーダによって負傷させられ、冷凍睡眠させられたあと、ハルカはゾーダへの復讐に燃えていました。

 ゾーダはそのあとも悪事を重ねますが、犯行に入った場所で一味と共に一気に冷凍され、冷凍刑務所に送られます。

 しかし、その場所には復讐に燃えるハルカもいたのです。

 一緒に冷凍されたハルカは、ブラックシャドーがゾーダを奪って蘇生させた際に、一緒に蘇らせたのでした。

 それが、現在のミスキラー……なのだろうかとゾーダらは疑います。

感想 §

 本作のヒロインというポジションにいたはずのルーシー。彼女は、あまりにも魅力的に描かれていなかったと言えます。しかも、恋愛的にはリュウから全く相手にもされません。

 むしろ、年増のジョディの方が、エピソードによってははるかに可愛く描かれていたと言えます。

 そして、ミスキラーこそが、まさヒロインと呼ぶにふさわしい描き込みの手間を掛けられていましたね。しかし、リュウを殺そうとすることはあっても、ラブラブになる気配は無し。

 そうまでしてルーシーが冷遇されねばならない理由は何か。

 それは、大胆な作品構成ということではなく、実は大きな伏線だったわけですね。そのことに、やっと気付きました。今回を見始める前に、ハッと気付き、そしてこれを見ることでそれは確信へと変わりました。

 つまり、本作のヒロインは、かつてはハルカであったミスキラーなのですね。どのような理由かは分かりませんが、彼女はかつての記憶を失いブラックシャドーの部下になっているようです。それゆえに、リュウに対してラブラブな状況に進むわけもありません。しかし、たとえラブラブな方向に進まないとしても、彼女こそがヒロインであることに変わりはない、ということになるわけですね。

今回の一言 §

 そして、以前にあったミスキラーがハルカに化けてリュウを襲ったエピソード。そこでリュウをその気にさせることができたのは、実は本人だったから、と言うことになりますね。

 もっとも、全てはミスキラーがハルカであるという前提が事実であれば、と言うことになりますが。